不安の本質を知り、不安からの脱却を考える
どうも!モーリーです!
今日はどうして人は不安で悩んだりするのかに迫っていきたいと思います!
不安なのに、調べることすらしない人が多い
お金に不安を感じる人は多い
全国の20歳以上の男女1200人を対象に昨年10月実施した、NPO法人「日本ファイナンシャル・プランナーズ(FP)協会」の「老後とお金に関する調査」では興味深い結果が出ています。
老後の生活資金について、全体の約8割の人が「不安に思う」と答えた一方、情報収集について「何もしていない」と答えた人が約3割に上ったのです。
「セミナーに参加」「FPに相談」と積極的に情報収集している人は2%程度にすぎませんでした。不安を感じていても自ら動いている人は多くないようです。
私も各地でシニア向けのセミナーを開催していますが、いつも参加された方々に聞くことがあります。
「みなさん、老後のお金は不安ですか?」
ほぼ全員が手をあげます。
「ではどこが不安なのですか?」
何人かの人が答えます。
「年金が心配」「介護が不安」
そこで、再度私はお聞きします。
「では自分の年金がいくらぐらい受け取れるかわかっている方は?」
今度はほとんど手を挙げません。
「じゃあ、介護費用がどれぐらいかわかりますか?」
これも全くと言っていいほど手は挙がりません。
引用
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO13526120R00C17A3000000?channel=DF130120166361
著者も書いていますが、これはものすごい変な状態だと言えます。
人は不安なのに何もしない、不安なのに調べないという事実です。
老後のお金に対して不安があるのにもかかわらず、積極的に情報収集したり行動に移したりしてる人はほとんどいないということ。
誰もが通った就職を例にあげるなら
来年就職しなきゃいけないけど就職できるか不安。
でもなにも調べてないし、教えてもらってないから就職のこと何も知らないし、どの会社・病院に入ったらいいのかも、何が必要なのかも流れもなにもわからない。将来就職できるか不安だー
って言ってるような状態です。
この2つに共通するのは、知らない、行動してない、今の状態がずっと続くと悪い未来が来るのを漠然と知っている。ということです
就職活動の例だったら、しっかり就職活動のことを知るために情報収集してやり方や考え方を知って行動に移していけばいいし
もし老後の年金の不安だったら、自分がどれくらいもらえるのかを情報収集して、どれくらい将来かかってくるのか?貯金も含め老後を楽しめる状況なのか?どのくらい足りてないのか?を認識するところから始まっていきます。
そして足りないなら補う準備をすればいい。そして勝手にお金が湧いて出てくることは絶対にないです。
もし知らないから、で済まして仕舞えば、楽しめないし何もできないし、暮らしがカツカツで続いた状態で40年生きなければならないかもしれません。
ここで言いたいのは、老後や就職活動に限らず
20代30代でも将来このままだと不安とか、将来家庭を持っても今の状態で大丈夫か不安って言いながら、何も調べないし何も行動していない人が多いという現実もあると思います。
そういう習慣の人は老後になっても同じことを繰りかえすでしょう。
不安を少なくするためには、しっかり知ることから始まります。
不安ってそもそも何?
不安は知らないっていう状態です。
・知識的に知らない
・自分の現状を知らない
・行動しない未来・行動した未来の結果を知らない
の3つが主な要素だと考えられます。
この3つのうち知識的に知ることと、自分の今の現状を知ることはネットもファイナンシャルプランナーを使えばいくらでも得られます。
最後の未来の結果を知るのはできませんが、最初の2つを知ることによって限りなく現実的な状態を推測できます。
知識と現状を知った上で、もし今のままでも全然大丈夫そうだ!と思えば行動しないっていう選択肢がでてくるし
もしこのままだと間違いなくアウトだとか、かなり微妙なラインだなー、ということを知ることができれば、
だったらしっかり行動して準備をしよう!っていうアクションに変わっていきます。
最後に
不安を解消するには、臭いものに蓋をするのではなく
知りたくないことでも積極的に知ることで不安は消えていきます。
行動することでも不安はかなり少なくなります。
何よりもこれだけ準備したんだから大丈夫という自信にも繋がってくるでしょう。